さて、続きです。
画像はピレリのP7です。トルネオのタイヤをこのタイヤに交換しました。サイズは205/55R16、扁平率を50→55へ変えました。
金沢から無事帰って来たものの、ナンカンNS-2の高速からのブレーキング時の異常と思える振動が気になっていました。元々印象の良くなかったタイヤで す。高速での雨天走行など実害が無いため使用していましたが、あの挙動は実害が出る可能性があると判断し、タイヤ交換を決めました。5月1日夜21時頃に 金沢から帰宅。翌5月2日は夕方まで仕事、5月3日8時には名古屋へ向けて出発予定ですから5月2日の夜しか時間はありませんでした。
今回のタイヤに求める条件は、高速道路で長距離を移動するのに適していること、でした。(NS-2は全く向きません。見誤りました。)更にコントロール性 に支障が出ない範囲での転がり抵抗の減少や、高速走行時の乗り心地の向上があれば・・・万々歳です。低速での乗り心地、峠などでの絶対的なグリップは今回 求めません。また、このような条件から扁平率を55にすることも視野に入れていました。
そう言った条件を考えて候補に挙げたタイヤは、トーヨーDRB、グッドイヤーLS2000ハイブリットII、ミシュラン・エナジーセイバー、ピレリP7で した。LS2000は50扁平の用意がありますが、他は55扁平となります。ピレリはPZERO NEROも検討しましたが、P7がより適任と考えました。
今回のタイヤ交換は時間的制約が大きいため、ショップの範囲を絞り込みます。さらに希望のタイヤの取り扱いがあるところ・・・と絞ってゆくと、矢東タイヤ 練馬店さんに辿り着きました。さらにHPを見てみると、P7正規品が一本11550円、GW限定キャンペーンで工賃は4本で2100円とのこと。例えば AUTOWAYさんなどの通販で並行輸入のP7をショップに持ち込んで取り付けてもらうのと差の無い金額です。Webの情報を紙に控え、翌日の昼休みに矢 東タイヤ練馬店さんへ直接電話。ネットと同料金であることを確認し、その日の18時過ぎに持ち込み交換して頂きました。
わずか40分ほどでトルクレンチの音が聞こえ交換完了。色々話を伺いました。我がトルネオに装着したピレリP7は中国製とのこと。ピレリ中国工場は最も新 しい機械が入っているそうで、タイヤのバランスもブリジストンにはやや劣るものの、ミシュランよりバランスが良いのではないか・・・という高いレベルにあ るそうです。そんな話をして頂けるとほっとひと安心です。
さて、外したNANKANG NS-2は中古パーツ屋に売却する旨話すと、一本一本袋に入れて下さいました。今回作業をお願いした矢東タイヤ練馬店さんですが、電話対応や店舗での対応 も終始気持ちの良いもので、作業も早く丁寧、知識も豊富でよいお店だなあという印象でした。しかも超良心的な価格。次も是非お願いしたいと思っています。 これをお読みの方、是非一度立ち寄られてみることをお薦めします。
さて、そんなP7を履いて800キロ程走ってきました。8割が高速道路です。
まず低速時ですが、コツコツとした感じがありレグノはもちろんのこと、NS-2よりも当たりは硬いです。路面の舗装状態を正直に伝えてくるので、ダンパー のへたったトルネオだと時として車内が賑やかになることもあります。ただ路面が良ければコロコロと転がってゆく感覚は非常に気持ちが良いものです。(まだ 新しいタイヤだからという部分もあるかもしれません。)
高速道路に入ると実力を発揮します。当たりは固めのままなものの、直進性が高く、ユニフォーミティも良好なのかよく転がる印象です。実に快適です。心なし かオーバーステアになったような印象がありますが、これは極小舵角に違和感のある電動パワステの設定との相性が強く出ているような気もします。
ちなみに・・・人の侵入のない某所で170キロオーバーでの走行とブレーキングを試みましたが、直進性に問題はなく、ハンドルのぶれもありませんでした。そこからのブレーキングも・・・これはNS2とは比べ物にならない安定感でした。
予定外の出費にはなりましたが、今後タイヤにストレスを感じなくて済むこと、そして安全性を考えれば安い買物だったと感じています。
さて、今回の燃費の記録です。
今回はセルフ給油を行えない状況があったため、参考程度です。
総走行距離707キロ/消費燃料61リットル→1リットル当たり11.59キロ走行
行きは中央道相模湖ICまで、帰りは東名高速御殿場ICを過ぎた当たりから、恐ろしい渋滞でした。それを考えれば・・・まあ妥当な数字でしょう。
トルネオはタンク容量が60リットルなので、混雑が無ければ無給油で東京〜名古屋を往復できそうです。
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